大学で得たもの
正直言って、講義を聞くのはめちゃくちゃ苦手でした。今になって分かったのですが、何かを体系的に学ぶのが得意ではなかったです(泣)。特に学部一年の授業は基礎的なことが多いので聞いたことが「言葉」や「数式」の枠から抜けませんでした。
その中でⅡ類を選んだのは「ロボットとかやってるし、なんか面白そう」というざっくりした理由でした。
学部3年で制御工学を受講し、機械やものごとを望んた動きに数理的に操作することができる可能性が面白いと思い、制御理論の研究室を選択しました。
理論の研究は数式と格闘する日々でした。数式の証明では一つの変換に一週間費やすことは良くありました。調べれば調べるほど分からないことが増えていくのです。しかし、その中で調べたことが蓄積されていった結果、新しく見た数式を見て「これって、よくわからんけど○○っぽいな」など少しずつ「数式」を自分の言葉で置き換えることができていた気がします。
よく分からないけど、とりあえず行動してみたら独自の考え方が身についたと思います。これも自身で形成する資産なんだと思います。
進路について
どのような仕事をしたいか考えたとき、農業に関わりたいという思いが戻ってきました。農業の課題を調べてみると、人手不足が問題視されていること、国内の農地の多くを複雑な地形の中山間地域で占めており、既存の農機を自動化しても作業がそもそもできない可能性があることを知りました。
私は日本の野菜が好きなので、どうにかしたいなとぼんやり考えたとき、自身の研究テーマであった「強化学習を用いた制御」のアプローチで解決できるのではないかと考えました。農作業に関する目的関数を決めて、実験しデータを集めて、最適な制御器を設計し、小型農機に導入すればいいんじゃないかと考えました。
そこで、農機のメーカーで知っていたKubotaを選びました。修士1年のときは農業とは関係ない地点にいるんだと考えてたのですが、ちょっと考えてみるとつながってくるんだな〜と感慨深いものがありました
最後に
私は可能であればとりあえず手を付けてみることが大事だと思っています。その結果が成功か失敗かは一旦置いといて、なんらかの経験を得ることができます。その経験はもとに行動し、また経験することで自身にとっての最適解に収束していくと思います。

